中央執行委員長挨拶

委員長写真 仲間の皆様方におかれましては、地域現場から日港労連を支えていただきまして心から感謝申し上げます。

 日港労連はまさに地域と現場の仲間で成り立っています。

 我々、日港労連は港湾で従事する港湾荷役(船内沿岸)・関連・検数・事務職員等の仲間である所謂、港運専業・現業労働者の労働団体として、賃上げをはじめとする労働環境改善、雇用職域確保拡大の取り組みという、我々にとって基本的な取り組みを中心に展開しています。

 我々は、国や行政が行おうとする体制的合理化(自動化・AI化等)に対し、仲間の雇用職域を奪い且つ港運専業・現業労働者基盤を揺るがすとの観点から反対の立場で臨んでいます。我々の歴史は常に港湾における体制的合理化や船社による改編再編等の犠牲のうえにたって今日に至っています。

 我々は常に、賃上げをはじめとする労働環境改善、雇用職域確保拡大、そのうえにたった港運専業・現業労働者の基盤強化を目指す組織です。

 どうか仲間の皆様におかれましては、地域現場の意見を率直に言っていただき、それを即取り組みに活かせていけるよう中央執行委員会として取り組んでいきますので、かわらぬ団結の力を賜りますよう改めて宜しくお願いします。

2019年9月12日
日本港湾労働組合連合会
中央執行委員長

竹 内  一